諸國放浪紀寺社を巡る旅
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神田明神から向丘寺町へ江戸東京寺社回廊


湯島聖堂 神田神社 湯島天神 心城院 根津神社 浄心寺 大圓寺 圓乗寺 白山神社 清林寺 定泉寺 南谷寺 湯島駅 根津駅 本駒込駅


湯島聖堂ゆしませいどう御茶ノ水

湯島聖堂御茶ノ水駅から聖橋へ、橋の北側、東京医科歯科大の東側にあるのが湯島聖堂。

湯島聖堂は神社でも寺院でもない。
元禄3年(1690)、5代将軍徳川綱吉公が創建した孔子廟で、林羅山が上野忍が岡に建てた「先聖殿」を移し、綱吉は「大成殿」と改称した。
林家の学問所もここへ移した。後の寛政9年(1797)、寛政異学の禁により、林家の私塾だった学問所は幕府官立の「昌平坂学問所」となった。

「日本の学校教育発祥の地」の記載に納得した。
敷地内には大きな孔子の銅像が立っている。

 
名 称
 
管理団体
財団法人斯文会
 
公開時間
9:30〜17:00 (冬季〜16:00)  入場無料
土・日・祝は大成殿(右写真)を公開
 
所在地
東京都文京区湯島1-4-25
03-3251-4606
 
最寄駅
JR中央線・東京メトロ丸ノ内線 御茶ノ水駅
東京メトロ千代田線 新御茶ノ水駅
湯島聖堂朱印
孔子像




神田神社かんだじんじゃ御茶ノ水

神田神社 湯島聖堂から本郷通りを渡ると、神田明神の名で親しまれている神田神社への参道がある。

江戸といえば神田明神、寺は浅草寺...というくらい名物になっている神田神社は108町会の総氏神様である。
正月には一般の初詣客だけではなく、仕事始めの企業から幹部達が祈祷に訪れる光景をよく見る。

5月に催される神田祭は江戸三大祭の一つで、たいへんな賑わいをみせる。特に大神輿渡御が行われる時は、最高の賑わいで、一度は観る価値がある。

神田神社は元准勅祭社で、東京十社巡りの一社である。

神田神社については「東京十社巡り 神田神社」 に掲載。

   
 
名 称
 
主祭神
大己貴命 (おおなむちのみこと)
少彦名命 (すくなひこなのみこと)
平将門命 (たいらのまさかどのみこと)
 
創 建
天平2年(730)
 
社格等
府社・別表神社
 
巡 拝
東京十社巡り
 
鎮座地
東京都千代田区外神田2-16-2
03-3254-0753
 
最寄駅
JR中央線・東京メトロ丸ノ内線 御茶ノ水駅
東京メトロ千代田線 新御茶ノ水駅
 
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神田神社朱印

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湯島天神ゆしまてんじん湯島

湯島天満宮 神田神社の北側にある石段を下り、蔵前橋通りを横断し清水坂を登る。そのまま直進すると突当りが湯島天神。
湯島天神は通称で、正式には湯島天満宮という。
江戸三大天神の一社である。

学問の神様として有名な菅原道真公を祀っているので、受験シーズンには大勢の受験者とその親で賑わいを見せる。
修学旅行の生徒が団体で参拝する姿も見かけ、絵馬の奉納場所には驚くほどの絵馬が掛けられている。

境内の梅園に咲く梅を歌った「湯島の白梅」はあまりにも有名。
泉鏡花の「婦系図」でも有名で境内に泉鏡花の筆塚もある。
湯島天満宮については「江戸三大天神 湯島天満宮」に掲載。

 
名 称
湯島天満宮
 
主祭神
天之手力雄命 (あめのたぢからをのみこと)
菅原道真公(すがわらのみちざねこう)
 
創 建
雄略天皇2年(458)
 
社格等
旧府社・別表神社
 
鎮座地
東京都文京区湯島3-30-1
03-3836-0753
 
最寄駅
東京メトロ千代田線 湯島駅
 
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絵馬




心城院しんじょういん湯島

心城院 湯島天神の社殿右手の男坂と呼ばれる石段を降りた先が心城院である。

大聖歓喜天を湯島天神境内に奉安する目的で開山されたという。
明治の神仏分離令で廃寺には至らなかったが、湯島天神との関係を絶ち、心城院として独立したお寺である。

本堂手前に江戸名水の一つ「柳の井」があることから、「柳井堂(りゅうせいどう)」と称している。

現在の堂宇は改修されたものだが、以前の建物は、江戸の大火、関東大震災、東京大空襲などの災害にも遭う事無く約300年建ち続けたそうだ。
江戸三十三観音霊場 7番札所になっている。

 
名 称
 
本 尊
大聖歓喜天・十一面観世音菩薩
 
宗 派
天台宗
 
札 所
江戸三十三観音 第7番
 
所在地
東京都文京区湯島3-32-4
03-3831-1350
 
最寄駅
東京メトロ千代田線 湯島駅
 
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根津神社ねづじんじゃ根津

根津神社 千代田線に乗って一駅、根津駅で降りて少し歩くと根津神社である。

根津駅に近い表参道から入り、神橋を渡ると立派な楼門が建ち、更に唐門、権現造りの拝殿・本殿へと続いている。
更にそれらの建物を囲む透塀、西門と、いずれの建物も創建当時のもので、関東大震災や東京大空襲の戦火にも被災せず約300年を経ている。
これらの建造物は、国指定の重要文化財で見応え充分である。

境内左側の高台斜面は約2000坪のつつじ苑になっていて、50品種3000株のツツジが植栽されている。
毎年4月初旬から5月連休中にかけて「文京つつじ祭り」が開催され、つつじ苑の中に入って鑑賞できる。

 
名 称
 
主祭神
須佐之男命 (すさのおのみこと)
大山咋命 (おおやまくいのみこと)
誉田別命 (ほんだわけのみこと)
 
創 建
不明
 
社格等
旧府社
 
鎮座地
東京都文京区根津1-28-9
03-3822-0753
 
最寄駅
 
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浄心寺じょうしんじ向丘

浄心寺 根津神社を北口から出て、日本医大前の坂を上がり本郷通りを右に折れるとすぐに浄心寺である。
入口に大きな布袋尊像が立っているのですぐわかる。

桜並木になった参道の先に2階建ての本堂がある。幅のある長い石段を上がると、鮮やかな朱塗りの建物に金文字で浄心寺と書かれた扁額が目立つ。

ガラス越しに内陣を見ることができ、欄間で仕切られた中央の仏壇は金色の仏像を初め、仏天蓋、瓔珞など金色の仏具で飾られ豪華絢爛そのもの。

本尊は阿弥陀如来像で、脇侍に江戸三十三観音の札所本尊十一面観世音菩薩と、勢至菩薩が安置されている。

 
名 称
 
本 尊
阿弥陀如来
 
宗 派
浄土宗
 
札 所
江戸三十三観音 第10番
 
所在地
東京都文京区向丘2-17-4
03-3821-0951
 
最寄駅
東京メトロ南北線 本駒込駅
 
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大圓寺だいえんじ向丘

大圓寺 浄心寺から本駒込駅の方へ歩き、都立向丘高校の先を入ると学校の裏手に大圓寺がある。

門を入るとほうろく地蔵を祀る小さなお堂があり、ほうろく(素焼きの浅い鍋)を頭に載せている。
頭痛・眼病など首から上の病にご利益があるといわれ、お堂の中にはたくさんのほうろくや千羽鶴が奉納されている。

境内は敷石が敷詰められ、土の香りが余りしない。正面の本堂は浄心寺とは正反対の質素な建物であるが、何故か心安らぐ気がする。

 
名 称
金龍山 大圓寺
 
本 尊
釈迦牟尼仏
 
宗 派
曹洞宗
 
札 所
江戸三十三観音 第23番
 
所在地
東京都文京区向丘1-11-3
03-3813-1321
 
最寄駅
都営三田線 白山駅
 
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圓乗寺えんじょうじ白山

圓乗寺 大圓寺を左に出て、国道17号の東京電力白山変電所を右に曲がって坂を下る。
右手に八百屋於七地蔵尊の小さなお堂があるところが、圓乗寺の入口である。

民家の路地を入るような参道を進むと、突当りに本堂がある。
小さいながら入母屋造りで、お寺らしい佇まいを見せる建物は、大圓寺よりお寺らしい形をしている。

参道奥には八百屋於七の墓が3基ある。
中央は住職が建立したもの、右は寛政年間(1789〜1801)に於七を演じた4代目岩井半四郎が建立したもの、左は二百七十回忌法要に際し建てられたものだという。

 
名 称
南縁山 圓乗寺
 
本 尊
釈迦牟尼如来
 
宗 派
天台宗
 
札 所
江戸三十三観音 第11番
 
所在地
東京都文京区白山1-34-6
03-3812-7865
 
最寄駅
都営三田線 白山駅
 
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白山神社はくさんじんじゃ白山

白山神社 圓乗寺を出て、旧白山通りを右へ、白山駅A3出入口の先を左に進めば、突当りが白山神社である。

加賀國一宮白山比盗_社(しらやまひめじんじゃ)を、武蔵国豊島郡本郷元町、現在の本郷一丁目に勧請したのが始まりと伝えられる。
遷座を繰返し現在地に落ち着いた白山神社は、五代将軍綱吉と生母桂昌院の厚い信仰を受けたという由緒ある神社である。

境内及び裏手の白山公園には総数3000株の紫陽花が植栽されており、毎年6月に開催される「文京あじさい祭り」には富士塚も公開され多くの見物客で賑わう。

 
名 称
白山神社
 
主祭神
菊理姫命 (くくりひめのみこと)
伊弉諾命 (いざなぎのみこと)
伊弉冊命 (いざなみのみこと)
 
創 建
天暦2年(948)
 
社格等
旧郷社
 
鎮座地
東京都文京区白山5-31-26
03-3811-6568
 
最寄駅
都営三田線 白山駅
 
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清林寺せいりんじ向丘

清林寺 旧白山通りまで戻り左へ、白山上の交差点を渡り、再び向丘寺町へと歩いて行く。更にその先の向丘2交差点で本郷通り横切って進むと左手に清林寺がある。

江戸三十三観音の8番札所でもある清林寺には、本堂隣の書院脇に小さなお堂らしきものがあり、札所本尊の聖観世音菩薩像をガラス越しに拝観することができる。

境内右奥に建設中の建物がある。
飛鳥時代様式の三重塔を建設中で、シートの間合いから覗かせて貰ったら、複雑な木造の骨組みが見えた。

 
名 称
 
本 尊
阿弥陀如来
 
宗 派
浄土宗
 
札 所
江戸三十三観音 第8番
 
所在地
東京都文京区向丘2-35-3
03-3821-2581
 
最寄駅
東京メトロ南北線 本駒込駅
 
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定泉寺じょうせんじ本駒込

定泉寺 再び向丘2交差点まで戻り、今度は本郷通りを北へ暫く歩くと左手に定泉寺がある。

門を入ると、よく手入れされた庭木の中を本堂へと石畳が延びている。

現在の堂宇は、東京大空襲ですべての建物を焼失してしまった後に建てられたものだという。
参道途中にある五重の層塔は江戸時代の作だそうだ。

江戸三十三観音霊場の9番札所で、本堂に上がって参拝したら帰りにお供物をいただいた。

 
名 称
東光山 定泉寺
 
本 尊
阿弥陀如来
 
宗 派
浄土宗
 
札 所
江戸三十三観音 第9番
 
所在地
東京都文京区本駒込1-7-12
03-3941-7063
 
最寄駅
東京メトロ南北線 本駒込駅
 
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南谷寺  (目赤不動尊) なんこくじ本駒込

南谷寺 常泉寺から2軒先が南谷寺である。
入口に目赤不動尊、大聖山南谷寺と刻まれた門柱が立っているので分かりやすい。

道路より低くなった境内の正面には本堂が建っている。唐招提寺の屋根を思わせる向拝を持たない寄棟造で、それなりの風格を感ずる。

江戸五色不動の一つ「目赤不動尊」は境内右手のお堂に祀られている。
お堂は宝珠をのせた二間四面の宝形造で、小じんまりとかわいらしく建っている。
軒下に目赤不動尊と書かれた立派な扁額が掲げられている

 
名 称
大聖山 東朝院 南谷寺
 
本 尊
不動明王
 
宗 派
天台宗
 
札 所
関東三十六不動霊場 第13番
 
所在地
東京都文京区本駒込1-20-20
03-3942-0706
 
最寄駅
東京メトロ南北線 本駒込駅
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