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4番金昌寺 5番語歌堂 札所4番金昌寺からは、来た道を戻らず、山門を背に左に進み道なりに。 老人ホームのところでT字路にぶつかるので、左折し更に道なりに進むと長興寺への案内が出てくるが、直進して先ずは語歌堂へ。 道路の左側に語歌堂の小さな駐車場がある。 納経所の長興寺へは来た道を100m程戻って右折すればよい。 |
納経所は長興寺にあり、語歌堂手前の道を左に行った所なのだが、直進して先ずは語歌堂を参拝。
広々とした空間に小さな仁王門と観音堂が建っている。垣根に囲まれている訳でもなく、仁王門をくぐらず観音堂に行けてしまう。
以前は周囲にもっと樹木があり、離れてみると林の中の寺だったそうだ。
でも、この開放感に庶民的な雰囲気を感ずる。
観音堂は宝珠を載せた宝形造り、三間四面に低めの向欄を付した回廊を巡らしている。
准胝観音は観音霊場の本尊としては珍しい観音さまで、西国三十三観音霊場第11番 上醍醐寺と鎌倉三十三観音霊場第2番 宝戒寺で出会うことができる。
参拝を済ませ、来た道を少し戻り納経所の長興寺へ。
ここではお茶と、家で漬けたという梅干のご接待を受けた。
「2番の真福寺へはこの車で行かれたのですか。狭い山道をよく上がりましたね。」とか、「この時期は札所巡りをされる方は少ないですよ。」など話を伺った。
どこの札所でも良く聞かれるのは、「どちらからですか?」だ。埼玉と東京は近いので、より具体的に市区町村を名のると、「娘が嫁いでいる」とか「姉がいる」...で、話に花が咲いてしまう。これもまた楽しい。
渓苔山 長興寺
埼玉県秩父郡横瀬町大字横瀬6086
0494-23-4701
花見の里
この日は札所巡りのついでに秩父市荒川上田野のそば処へ寄って、昼食にそばを食べる予定になっている。
秩父市街から大滝方面に向かったところに「花見の里」というのがあって、そばの花が畑一面満開になっていた。
〜と言うと、花畑を想像するが、本当は「そば処ちちぶ花見の里」という団体専用のそば屋さんである。
そばの花が満開の今の時期は、「そばの花まつり」が開催されていて、一般客もそばを食べることがでる。
この辺ではかなり広いそば畑だが、北海道の新得町に比べたら庭のような大きさである。
これがそばの花。 右は200席もの長〜い食事処。
「花見の里」と言う呼び方は、なにか紛らわしい気がするのは自分だけか。
荒川地区まで来たしまったので、次の札所は6番ではなく、26番から30番を巡ることにした。