第26番 万松山 円融寺まんしょうざん えんゆうじ通称:岩井堂
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5番語歌堂 26番円融寺 今回は札所5番語歌堂から途中別な場所へ立寄ってから26番に来た。 国道140号の影森駅前交差点を曲がり、秩父鉄道の踏切を渡り突当りを左折、あとは道標に従って進む。 札所25番からだと、久那小まで戻り、信号を右折。久那橋を渡って突当りの国道140号を左折、影森駅前交差点を右折し、後は前述の通り。 |
この日は5番語歌堂から「花見の里」へ移動し名物のそばを食べた。
再び6番に戻ることも可能だが、せっかく遠くまで来たので先に影森地区を回ることにした。
影森駅から山麓に向かった所にある円融寺は、札所26番の観音堂である「岩井堂」を管理する別当寺である。
納経は円融寺で受け付けている。
円融寺本堂は間口が長い大きな堂宇である。向拝は無く、タラップの様な階段を登って参拝する。
ガラス戸と同じくらいの高さがある軒下の漆喰部分は千社札が汚く貼られていた。
本尊は恵心僧都の作といわれる八寸七分の聖観音立像で、かつては岩井堂に安置されていたが、現在は円融寺の本堂に安置されているとのこと。
建久2年(1191)畠山重忠の祖父重弘を開基とするといわれている岩井堂は、ここから徒歩30分程の山中にあり、苔生した300段の階段を登らなければならない。
本尊の聖観音もこちらの本堂にあることだし、と勝手な理由を付けて本堂のみの参拝とさせてもらった。
岩井堂から尾根づたいに延びるハイキングコースを辿ると、札所27番の奥の院である白衣観音に着くらしい。
岩井堂のマップはこちらから表示できます。