諸國放浪紀江戸三十三観音霊場
第7番 柳井堂 心城院りゅうせいどう しんじょういん通称:湯島聖天
名称
柳井堂 心城院
宗派
 
天台宗
札所本尊
 
十一面観世音菩薩
本尊
 
大聖歓喜天
御真言
  おん まか きゃろにきゃ そわか
ご詠歌
 
柳井の水清くして 白梅の
  香りかぐわし 湯島のみほとけ
所在地
 
東京都文京区湯島3-32-4
03-3831-1350
最寄駅
 
千代田線 湯島駅 3番出口 3分 
公式サイト
 
道のり  
6番清水観音堂 7番心城院
6番清水観音堂からは、徒歩にて約15分の道のりである。
清水観音堂の石段を下りて、不忍池に沿った道を南(左)へ、中央通りにでたらそのまま上野広小路まで行き右折。上野1丁目交差点を過ぎて更に直進すると、目の前に湯島天神の石段が見えてくる。
石段手前右側が心城院である。
電車を利用しても、ホームまでの所要時間・待ち時間を考えたら徒歩のみの方が早い。
参拝メモ
心城院は、元禄7年(1694)湯島天神別当職の天台宗喜見院第三世宥海僧正が、道真公と縁のある大聖歓喜天を湯島天神境内に奉安するため開山したのが始まりであるといわれている。

当時は、湯島天神の一堂宇で「湯島の聖天さま」として尊崇を得た。
この聖天様は比叡山から勧請した慈覚大師作と伝えられている。

明治の神仏分離令により喜見院は廃寺になったが、当寺は湯島天神との本末関係を絶つのみに留まり、建立当時の因縁により天台宗に属し、単独寺院として寺名を心城院と改め独立したそうである。

また、江戸名水の一つ「柳の井」(写真右)があることから「柳井堂(りゅうせいどう)」と称している。

堂宇は、振袖火事、安政の大火、関東大震災や東京大空襲などの多くの災害にも遭うことなく、開基以来約三百年を耐えてきたが、老朽化が進んだ為、近年改修された。

小じんまりとした境内だが、右手は放生池が占め、稲荷社が祀られ、箱庭のような境内である。
心城院を出て右に行くと、湯島天神の境内へ通じる男坂。
放生池男坂


  Memo
  心城院朱印 大聖歓喜天朱印   創建 元禄七年 (1694)
開基 宥海僧正
   
   
納経所 本堂左側の受付窓口
   
  駐車場 近い有料駐車場
  タイムズ湯島天神第2
コインパーク湯島天神下
江戸33観音
   本尊朱印      


第1回目は心城院で打ち止め。次回は文京区の本駒込地区を巡拝する。

近くにある寺社
湯島天神 隣の湯島天満宮(湯島天神)は、心城院にも関係の深かった神社なので、参拝してみよう。
関連ページ神々を訪ねて”湯島天満宮” 、四季の彩香”梅香鑑賞” 



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