第8番 東梅山 清林寺とうばいさん せいりんじ
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第2回目の打出しは、東京メトロ南北線 本駒込駅の1番出口を出て清林寺へ。 7番心城院から来る場合は、大江戸線 上野御徒町まで歩き、大江戸線の春日で南北線の後楽園に乗り換え、本駒込駅下車。春日・後楽園は同じ駅のようなもの。 |
2回目の巡拝は、文京区と豊島区の8ヶ寺を巡る。
文京区本駒込と向丘には多くの寺院が集まっている。江戸五色不動の目赤不動もこの地区に存在する。
先ずは、札所8番の清林寺へ行く。
文明15年(1483)鎌倉光明寺八世の祐崇上人は、神田三河町(現内神田一丁目付近 半七捕物帳の半七親分が住んでいた処)に清林寺を創建した。
慶長13年(1613)神田川柳原に移転した後、慶安元年(1648)現在地である旧駒込蓬莱町に移転したとのこと。
東京大空襲の被害に被り、全堂宇を消失してしまった。
仮の本堂を建立した後、昭和33年(1958)現在の本堂が落成している。
現在、境内の右手に飛鳥時代様式の三重塔を建設中で、シートの間合いから覗かせて貰ったら、複雑な木造の骨組みが見えた。
本尊は阿弥陀如来像で、開山当初のものであるという。
札所本尊の聖観世音菩薩像は、書院入口左に小さな観音堂らしき堂があり、ガラス張りの中に安置されている。
創建 |
文明十五年 (1483) | |||
開山 | 祐崇上人 | |||
納経所 | 観音堂右手の事務所 | |||
駐車場 | 境内に駐車スペースはある | |||
矢先稲荷神社
清水寺から三つ先の路地を右へ入ると、矢先神社に出る。
家光公が三十三間堂を建立した際、鎮守として稲荷神を勧請したのが始まりという。「通し矢」を行った時の的の先にあったので「矢先」と呼ばれるようになったとか。
御祭神 宇賀御魂命
例 祭 6月15日
社格等 旧村社
鎮座地 台東区松が谷2-14-1