第18番 金鶏山 真成院きんけいさん しんじょういん通称 潮干観音
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19番東円寺 18番真成院 東円寺から丸ノ内線中野富士見町駅まで歩き、中野坂上行に乗車、中野坂上でホーム反対側に着く池袋行き乗換え、四谷三丁目駅で下車する。 3番出口を出て、新宿通りを四谷方面に向う。津之守坂入口の信号を右折し、道なりに進めば真成院の下に出る。電柱の「四谷霊廟」の看板が目印。スーパー丸正まで来てしまったら行過ぎ。 |
真成院はかつて四谷寺町と呼ばれた寺院が点在する場所に建っている。
四谷三丁目駅または四谷駅から10分前後は歩く。意外と分かりづらい場所にあるが、真成院前の「観音坂」と電柱看板の「四谷霊廟」が目印となる。
沿革
真成院の創建は慶長3年(1598)。
清心法印により麹町に開山。その後、江戸城外濠工事に伴い代替地として与えられた四谷に移転した。
昭和20年(1945)の空襲によって堂宇は焼失、戦後になって再建された。
昭和46年(1971)、現在のビル建築に建替えられた。
観音堂
外の階段から上がっていくと、最上階に観音堂があり、鉄の扉で閉ざされていた。
扉を開けると、中は立派な仏殿で、正面に札所本尊の十一面観世音菩薩像、通称潮干観音が祀られていた。
潮干観音という名の由来は、かつて真成院の近くが海で、潮の干満によって観音像の台座が常に濡れていたことからそう呼ばれたそうだ。
創建 |
慶長三年(1598) | |||
開山 | 清心法印 | |||
納経所 | ビル1階の寺務所 | |||
複数の札所故、江戸三十三観音の旨を告げる | ||||
駐車場 | 近隣のコインパーキングを利用 | |||