第19番 医王山 東円寺いおうざん とうえんじ
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17番宝福寺 19番東円寺 17番宝福寺からは、徒歩約12〜13分。 方南通りへ出て、団地脇の一方通行を逆に進み、神田川に出たら10階建ての大きなマンション「コーシャハイム杉並和田」の脇を抜ける。 大聖堂前の道路に出たら、サッポロビール配送センタの裏手が東円寺。 直接来るなら、丸ノ内線中野富士見町駅を出て、左へ道なりに進めば札幌ビール配送センタがある。 いずれも、迷いそうになったら「大聖堂」の大きな建物を目指せば何とかなる。 |
東円寺は東京都杉並区にある真言宗豊山派の寺院。
大きな通りに面してないので、探すのが大変そうだが、立正佼成会の大聖堂まで来れば何とかなる。
バス通りから一本入って土塀に囲まれたお寺を探せばよい。
土塀の中央に瓦葺にコンクリート造りの四脚門がある。固く閉ざされた門には医王山の扁額が掲げられ、門の左手に「真言宗豊山派 醫王山東圓寺」と刻まれた石標が立っている。
境内に入るのはこの門の右手にある坂道からだ。
坂を登ると広い境内の先に昭和7年(1932)改築の大きな本堂が建っている。
本堂内には江戸時代の作とされる本尊薬師如来立像と脇侍の日光・月光菩薩が安置されている。
観音堂
札所本尊を祀る観音堂は、境内西奥に東向きに建っている。
瓦葺に宝珠を載せた三間四面の宝形つくりで、昭和41年(1966)再建のコンクリート造りの建物である。
札所本尊の聖観世音菩薩は、黒塗りの厨子の中に安置されている。
なんでも、一尺ほどの金色の坐像だそうだ。
堂内には聖観音の他に2体の千手観音像も安置されているいう。
六地蔵と鐘楼
観音堂と相対して六地蔵が立っている。
古さを感じない六地蔵だが、以前あった六地蔵は寛政8年(1796)の造立と古く、風化が激しく造立し直された石仏である事が案内板に記されてあった。
六地蔵の右側には宝篋印塔が立っているが、所以等については聞き漏らした。
六地蔵の先に鐘楼が見える。入口の坂の右手に建っている鐘楼は、鉄筋コンクリート造りで古さを感じさせる程の鐘楼ではない。
不動堂
東円寺には不動堂がある。 場所はここではなく、杉並区和田1-13の飛境内に建っている。
東円寺脇を北側に抜け、通りに出たら、立法寺門前を東へ2区画進んだ左手にある。祀られている不動明王は、「大山不動尊」の道しるべであったと伝わる。
創建 |
天正元年(1573) | |||
開基 | 佑海法印 | |||
納経所 | 本堂右の寺務所 | |||
駐車場 | 境内にあり | |||