第24番 長青山 梅窓院ちょうせいざん ばいそういん
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22番長谷寺 24番梅窓院 電車バスルート 南青山7丁目バス停より渋谷駅行きに乗車、渋谷駅から銀座線で外苑前駅へ。 徒歩ルート 長谷寺山門を出てすぐ左へ、外苑西通りの一本西側の細い道を道なりに歩き、南青山2丁目バス停付近で外苑西通りを横断し、梅窓院の脇道に出る。 約20分程の道のりだが、道に迷わぬよう事前に地図を確認した方がよい。 ポイントは、外苑西通りから離れすぎず、青山公園を目指せば何とかなる。 |
梅窓院は地下鉄外苑前駅の出口階段を上ったらすぐ前にある。
札所中、最も近代的な寺院を参拝することになる。堂内に入るまではお寺という雰囲気はない。
駅を出るとCSKホールディングスのCSK青山ビルが建っている。都心にはありがちなビルなので、特に目立っているという感はない。
ビルの東側に金明孟宗竹の竹林が見える。何?と思うが、梅窓院の参道である。
先のほうに山門が建っている。山門を通り抜けると広い空間にでるが、ここが梅窓院の境内である。
正面に受付があるので、立寄って江戸三十三観音を巡っている旨を伝えると、観音堂の入口を案内された。
お参りしている間に納経印を押しておくと言うので、納経帳を預け観音堂に向った。
梅窓院は、寛永20年(1643)徳川家康の家臣であった老中青山幸成公逝去の際、青山公の下屋敷に建立したのが始まりという。
以後、 青山家の菩提寺として、今日まで歴代の当主十三代が祀られている。
開創当初は現在より約十万坪広い寺域を有していたという。青山通りに面した一等地に十三万坪は、今の時代では考えられない。三千坪でも凄いと思うのに....。
堂宇も戦災による焼失や老朽化で幾度か建替えられ。
現本堂は平成16年に落慶式を行った近代的な建物である。
本堂は階段を上った本堂棟の2階にあり、本尊の阿弥陀如来が安置されている。また、エントランスには賓頭盧尊者が祀られている。
観音堂
札所本尊の泰平観世音菩薩を祀る観音堂は、本堂棟の1階にあり、境内からそのまま堂内に入れる。
長谷寺の須弥壇とは異なり、飾り気の少ないシンプルな感じで祀られてあった。
創建 |
寛永二十年(1643) | |||
開山 | 冠中南龍老和尚 | |||
納経所 | 車出入口脇にある受付 | |||
駐車場 | 境内南側が駐車場になっている | |||