第27番 若昇山 妙高院じゃくしょうざん みょうこういん
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4回目の打出しは建長寺山内の妙高院から。 鎌倉駅より江ノ電バス北鎌倉方面行きに乗車、4つ目の建長寺で下車。 バスは土休日:1時間に3本/平日:3〜4本と多いとは言えない。 |
巡礼4回目、最後は山ノ内地区を回る。円覚寺佛日庵で結願となるので、出発点を鎌倉駅とし、建長寺山内から北鎌倉を目指す。
建長寺山内は塔頭を含め3ヶ寺の札所があり、妙高院〜建長寺〜龍峰院の順に参拝するが、建長寺の朱印所が出口にあるので、建長寺の納経印は最後にいただく。
建長寺総門を入り、受付で拝観料を納めた後、妙高院へ向う。
妙高院は、総門を抜けた右側の一段高いところにあり、数段の石段を上がったところに柵で閉ざされた門がある。
大きな字で「禁」と書かれているので、一瞬戸惑う。
一般者は立入れないが、巡礼者は閉ざされた門の脇戸から境内に入る事が許されている。
緊張して中へ入ると、右手に本堂、左手奥に庫裏の玄関がある。
本堂
門を入って右側が本堂で、リスなど小動物に荒らされないよう戸が閉まっているが、開けると賽銭箱がある。
妙高院は建長寺第二十八世住持だった肯山聞悟(こうざんもんご)(覚悔禅師)の塔所である。
肯山聞悟は、建長寺創建時の史料「建長寺興国禅寺碑文」を撰文した禅僧である。
創建 |
貞和二年(1346) | |||
開山 | 肯山聞悟 | |||
拝観 | 拝観時間は建長寺に準ずる。 | |||
納経所 | 庫裏の玄関 | |||
門に貼紙があり檀家の人達が集まっている時は納経印をいただけない。 | ||||