諸國放浪紀鎌倉三十三観音霊場
第29番 蓬莱山 龍峰院ほうらいさん りゅうほういん
名称
 
蓬莱山 龍峰院
宗派
臨済宗建長寺派
本尊
 
聖観世音菩薩
御真言
 
おん あろりきゃ そわか
ご詠歌
 
尋ね山 分け入り法を 聞くときは
  兜率の庭も 遠からぬなり
所在地
 
鎌倉市山ノ内101
0467-22-8734
駐車場
建長寺有料駐車場
最寄駅バス停
JR北鎌倉駅 徒歩約20分 
江ノ電バス 建長寺
龍峰院
道のり
 
28番建長寺 29番龍峰院30番明月院
建長寺山内、方丈の左手斜面に建つ。

参拝記

龍峰院も建長寺の塔頭で、建長寺方丈左側の小高い位置に建ち並ぶ中の一院である。
山門
建長寺第十五世約翁徳倹(やくおうとくけん)の塔所で、元は八代執権北条時宗が創建した持仏堂だったという話もある。

約翁徳倹(仏燈大光国師)は蘭渓道隆の下で禅を学び、宋での修行の後、帰国し建長寺境内に龍峰院を建立したといわれている。
京都南禅寺,建仁寺の住持を務め、国師号を持つ禅宗の高僧である。

庭 妙高院と同様、一般の拝観はできず、巡礼者は門の脇戸から入る。

正面の本堂に向けて敷石が続き、境内は手入れの行届いた庭木が目を楽しませてくれる。

防犯カメラやセンサーなどセキュリティ設備がしっかり設置されているので、あまりうろつくのは不味いかも知れない。

龍峰院はハードルが高く、読経か納経をしないとご朱印がいただけないと言われているが、観音巡礼では読経・納経は通常の行為なので、スタンプラリー的なご朱印収集者でない限り、特に改まってどうこうはない。


Memo
  龍峰院朱印  
創建
徳治二年(1307) 
  開山 約翁徳倹
  拝観 拝観時間は建長寺に準ずる。
     
  納経所 本堂右隣にある庫裏の玄関 (チャイムを鳴らす)
     
 
         


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