第16番 妙智山 慈眼寺みょうちざん じげんじ
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15番松林寺16番慈眼寺 札所15番松林寺からは、まず狭山ヶ丘駅に戻る。(松林寺のMemo欄参照) 狭山ヶ丘で池袋行に乗車、所沢で西武新宿線 本川越行に乗換え狭山市駅で下車する。 駅西口を出て、西友の右側を進むと、狭山市駅入口の交差点に出る。横断した右が慈眼寺の参道。 駐車場を出て右へ、県道8号川越入間線の信号を右折、入曽交差点を左折、富士見1の交差点を左折。 西武新宿線をオーバークロスして少し走り、狭山市駅入口の交差点の先に慈眼寺の参道がある。 松林寺からおよそ15分ほどの距離。 |
参道沿いの桜と、墓地奥からの眺め。航空自衛隊入間基地や狭山の街並み、秩父連山が一望できる。
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伝承では、正長元年(1428)阿弥陀堂として建立されたのが始まりとされている。
寺院としては大永年間(1521〜28)瑞泉院三世一樹存松和尚により開山されたそうだ。
交差点の脇から続く参道は大きな桜の木が植えられ、開花の時期にはお花見客が絶えない。
坂道の参堂を上がって行くと、新しい庫裏の左側に本堂が建っている。
向拝に付けられた彫刻が見事である。
本堂内拝
住職にご挨拶し、内拝させてもらった。
正面には本尊の聖観世音菩薩坐像が安置されている。
脇壇には阿弥陀如来像が安置されているが、この像は創建当初の阿弥陀堂に本尊として祀られていた尊像で、鎌倉時代の安阿弥の作と伝えられている。
納経所
本堂の左側に秩父や坂東霊場のように納経所が独立して建っている。休憩所やトイレも併設されているので巡礼者には有難い。
規定時間内であれば係りのおばさんが、丁寧に対応してくれる。
境内からの眺望
納経所の裏は墓地が広がっており、左の一番奥へ行くと、入間川、水富地区への展望が開け、奥武蔵の山々・秩父連山がよく見え、絶景のビューポイントである。
六地蔵 工事中の鐘楼 板碑
本堂の裏手、墓地から市街地へ下りる裏坂道にあるお堂に、「黒こげ地蔵(別名:イボ取り地蔵)」がひっそりと祀られている。
参道前の交差点の向かい側にあるレストラン「大島屋」には、ちょうどこの桜が見える席があり、お花見をしながら美味しい海鮮料理をいただくのもよいかと....。
1月1日:大般若祈祷会、8月15日:盂蘭盆会