慶応3年(1867)、大政奉還により長きに渡り続いた江戸時代が終わりました。同年12月 明治天皇は江戸を東京と改め、江戸城を皇居と定めました。
明治元年(1868)明治天皇は、祭礼に際して天皇により勅使が遣わされる准勅祭神社を定め、東京の鎮護と万民の平安を祈る神社としました。当初は12社ありましたが、東京市より遠隔にあった2社が外され10社となりました。
この制度は、明治3年には廃止されましたが、昭和50年、昭和天皇即位50年を奉祝して、元准勅祭神社である十社を巡拝する東京十社巡りが企画されました。
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