ラベンダーは日本各所で見られますが、やはりNo.１と言ったら北海道の富良野ではないでしょか。
空路、旭川に飛びレンタカーでラベンダーの見どころを巡りました。
ラベンダーの咲く丘に登り、芳醇な香りに包まれ見渡す限りの景色を眺めると、北の大地の雄大さを感じます。


〜旭川空港 … ＜上富良野町＞かんのファーム・フラワーランドかみふらの・日の出ラベンダー園 … ＜中富良野町＞ファーム富田・彩香の里・ラベンダー園ひつじの丘 … ＜富良野市＞ハイランドふらの … <美瑛町>四季彩の丘・北西の丘

旭川空港から国道237号 通称「花人街道」に出て、富良野方向に走ると左手に駐車場の入口があります。

最初に立寄れるラベンダー園です。10年程前には路肩に４〜５台がやっと駐車できるスペースしかなく、見落としそうな看板があっただけでした。

ファームと言う名に相応しい栽培主体の農場でしたが、富良野に多くの人が集まるようになって、色取りどりの花を栽培し、ショップを設け駐車場も広くし気軽に立寄れるようになりました。

「フラワーランドかみふらの」から国道237号を横切り真直ぐに進むと日の出ラベンダー園に行ける。
国道を挟んで対向する丘の上なので、反対側の風景が展望できます。

丘の頂上にある展望台からの眺めは抜群です。頑張って丘に登ってみましょう。
麓の誘導員に言えば、車椅子利用の自動車は展望台脇の駐車場が利用できます。

ファーム富田が経営するラベンダー畑。
もはや観光地となってしまった中富良野町のファーム富田と異なり、ラベンダー栽培に徹した畑です。

ラベンダーの開花時期である7月のみ一般公開しています。純粋にむらさき一色のラベンダー畑を鑑賞するならお奨めのスポットです。

日本最大級のラベンダー畑は、トラクターバスで巡ることができます。

富良野を代表する観光スポットです。
富良野を訪れる人は必ず立寄ると言っても過言ではありません。
従って、ラベンダーの開花時期は極めて混雑します。
富良野・十勝温泉に宿泊なら、朝一番に訪れることをお奨めします。

午前中の空いている内なら、山側の道を走って「ポピーの舎」に駐車（台数少ない）して彩の畑から見て回るのが良いかも知れません。

中富良野町は国道237号線を走るより、線路より山側の道の方がランベンダーを見て回るのに好都合です。

彩香の里はファーム富田を出て、富良野方向に走り、山側へ右折して山の中腹に向かいます。

ここのラベンダー畑は細かく区切られてないので、栽培面積は一番広く、佐々木ファームと言うのが本来の名前で個人経営の農場です。
売店なども非常に質素です。

位置はファーム富田より高い場所にあるので、畑のどこからも富良野盆地や十勝岳連峰が眺められます。

ハイランドふらのは、富良野振興公社が運営管理している宿泊・温泉施設を有する公共施設です。

「ラベンダーのうみ」と名付けられたラベンダー畑は、3.4haと他のファームなどと比べると小規模な感じを受けますが、通路の少ないラベンダー畑はかなり広く感じます。

丘の町美瑛は、故前田真三氏の写真集で紹介されて以来、自動車やタバコのＣＭでその風景が使われ、訪れる人が増えました。

四季を通じ何度訪れても飽きない場所だと思います。
美瑛は富良野のようなラベンダー畑はほとんどありません。
ジャガイモ、小麦といった野菜・穀物の生産が主体のようです。

そんな美瑛でラベンダー畑を見られるのは、パノラマロードの「四季彩の丘」です。他の花ほど栽培面積はありませんが綺麗です。

美瑛のシンボルの一つになっている北西の丘。（北西の丘展望公園と言います。）
ピラミッド型の展望台が目印です。

国道237号線の大町3丁目、または美瑛町北町2丁目交差点を旭川に向かって左折すると北西の丘に着けます。