諸國放浪紀
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名峰を頂く山里は雪解けも終わりに近づくころ、湿原には可憐な水芭蕉が咲き始めます。
水芭蕉というと尾瀬を思い浮かべますが、森林浴も楽しめる信州の水芭蕉景勝地をご紹介します。

3カ所とも同時期に撮影したものです。
 
 
 
紹介地マップ 奥裾花自然園 落倉自然園 戸隠森林植物園
 
       
奥裾花自然園 (おくすそばなしぜんえん) 長野県上水内郡鬼無里村
長野県鬼無里村(きなさむら)は国道406号線沿いにある谷間の村です。
鬼無里村の北端、新潟県との境に近い位置にあるのが奥裾花自然園です。
 
この自然園の湿原に咲く水芭蕉は81万本といわれ、最盛期の5月中旬は見事なものです。
 
ブナの原生林に覆われた2つの湿原、今池湿原・こうみ平湿原が水芭蕉の群生地で、約1時間半ほどで回れます。
 

○上信越自動車道 長野I.C〜R406〜鬼無里村(約1時間) 鬼無里村〜奥裾花自然園(約40分)
○長野道 豊科I.C〜アルプスパノラマロード〜白馬(約1時間) 白馬〜R406〜奥裾花自然園(約50分)
○水芭蕉シーズン中は長野〜奥裾花自然園入口間に往路朝2便、復路午後2便の急行バス運行
  約1時間45分〜2時間 2,000円
○奥裾花シャトルバス 水芭蕉(4月下旬〜6月上旬運行)と紅葉時期のみ30分間隔で運行 200円 
  最終バスが長野駅直行です。乗り遅れたら大変なことに.....。
  季節運行なので、お出掛け前にアルピコ交通のサイトで確認ください。  
自然園マップ
 

自然園観光センター

 
大きな駐車場があり、鬼無里方面からのバス終点です。一般の車はここまでしか入れません。ここから自然園までは徒歩40分くらいです。
 
シャトルバスが30分程度の間隔で運行されており、奥裾花自然園入口まで10分、片道200円です。 
 
   
シャトルバスのりばです。残雪が凄いですね。
観光センターから奥裾花自然園入口までは登り坂なので、水芭蕉を見るだけならシャトルバス利用がお薦めです。
 

奥裾花自然園

 
シャトルバスの終点から自然園までは平坦な道を10分ほど歩きます。

バス終点から8分ほど歩くと戸隠山が見られます。

途中にトイレが無いので休憩舎広場のトイレを利用しておきましょう。

   
  道路が終わる休憩舎から本格的な自然園の遊歩道です。
 
標高1250mの奥裾花自然園は、4月下旬開園で、その年の気候によってはゴールデンウイークの頃でも残雪があります。
 
雪原を歩くことになりますので靴には要注意です。(貸長靴もあります) 入口から見て右写真のような状況の時は、トレッキング用のストックがあればベストです。
 
遊歩道入口に小枝の杖が置いてあったら、体裁を気にせず借りていくことをお薦めします。
  遊歩道  
         

今池湿原

  今池湿原   休憩舎から5分ほど歩くと今池湿原・こうみ平湿原への分岐点です。
今池湿原へはここを右へ降りて行ったところにあります。 湿原を左回りに進みこうみ平湿原へと向かいます。

今池湿原の水芭蕉は、周囲1,000mの範囲に群生しています。
今池湿原には水芭蕉弁財天が祀られている弁天島があり、木道で渡ることができます。
 
 
   
         

こうみ平湿原

 
今池湿原から周回の遊歩道に戻り、15分ほど歩くと こうみ平湿原に着きます。
 
今池湿原ほど広くはありませんが、密集した水芭蕉郡を身近に見ることができます。
   

 
入園料 大人一人400円(小学生以下無料)
 国道406号線からの分岐点より4.5kmの奥裾花ダム手前に料金所があり、ここで入園料を支払います。
 バスで来た場合、 自然園観光センター到着時、車内で徴収があります。
 
 ちょっと寄り道
 
いろは堂 おやきのお店
 
かぼちゃ・つぶあんなど定番のものから、あざみ・しめじ、季節限定の舞茸など、独特なものまで品揃いは豊富。
店内には喫茶やギャラリーもあるので、立ち寄ってみてはいかが。
国道406号鬼無里村の中心地。
付近には「ふるさと体験館」「歴史民族資料館」があり、比較的わかり易い場所です。
 
長野県長野市鬼無里1687-1  0120-168-041
   

     
鬼無里に近い宿
長野駅に近い宿

落倉自然園 (おちくらしぜんえん) 長野県北安曇郡白馬村落倉
 
白馬村の最北端に位置し、栂池高原へ向かう県道沿いにあります。
白馬よりは栂池高原に近く、栂池のゴンドラリフト乗り場から1.5kmほどのところです。
 
雄大な白馬連峰を前に自然園に入っていくと、園内は木道が整備され足下を気にせず水芭蕉の群生を見ることができます。
ここの湿原は水芭蕉だけではなく、座禅草も一緒に可憐な花を咲かせています。

白馬村公式サイト : http://www.vill.hakuba.nagano.jp/


車利用の場合国道148号線の岩岳入口、または栂池高原から県道433号線(千国北城線)に入る。
電車・バス利用の場合アルピコ交通バス JR白馬駅より栂池高原行にて落倉下車(白馬駅より18分) 390 円
 
 
   

ミズバショウ

  落倉自然園の水芭蕉の開花は雪解けと同じ時期で、およそ4月中旬から下旬です。
奥裾花自然園に比べると若干早いようです。

紹介サイト : さわやか信州旅.net
   
 
   

ザゼンソウ

  水芭蕉の群生の合間に可愛らしい座禅草が咲いています。
 
僧侶が袈裟をかぶって、座禅を組んでいる姿に似ていることからその名がつけられたと言われています。
   

その他の植物

 

つくし
 

イチゲ
 

 ちょっと寄り道
  白馬ジャンプ競技場
長野冬季オリンピックで日本中に感動を呼んだ、ジャンプ競技の舞台です。

リフトとエレベータを乗り継いでラージヒルの最高点に立つと、さすがに素晴らしい眺望が目前に展開されます。
競技予定日以外は見学できます。

リフト料金(オリンピック記念館入館料込)
往復:500円
JR 白馬駅より車 5分

問合せ先 : 0261ー72-7611

   

         
戸隠森林植物園 (とがくししんりんしょくぶつえん) 長野県上水内郡戸隠村
 
戸隠神社の奥社参道脇に展開する71haの森林です。園内は幾つもの散策路があり、バードウォッチングや森林浴が楽しめます。
入口は2カ所あって、それぞれに木道の散策路が整備されています。水芭蕉園は参道入口から入る小川のこみち、水芭蕉のこみちと呼ばれる木道沿いにあります。


○上信越自動車道 長野I.C〜R18〜長野〜浅川ループラインまたは戸隠バードライン〜森林植物園 約1時間
○上信越自動車道 信濃町I.C〜県道36号線(信濃信州新線)〜森林植物園 約30分
○バス:川中島バス 長野駅〜戸隠高原 森林植物園 1時間10分 1,260円
 
  中央入口付近にあるのが「みどりが池」を周回する木道です。2つの木道は自然を満喫できる散策路で結ばれています。
 
右の写真は入口広場からみどりが池を望む方向です。目の前の戸隠山が圧巻です。
   

水芭蕉のこみち

 
  奥社参道入口に近い約1kmほどの木道を進み、入口から一番奥が「水芭蕉のこみち」です。

奥裾花・落倉と比べると開花状態は一番遅いようです。

 

木道の散策路

 

みどりヶ池
  2つある木道の散策路はしっかりと造られているので安全です。 どちらも駐車場から近いので、車椅子もOKです。
 
写真はみどりヶ池を周回する散策路の木道です。
みどりヶ池周辺には野生生物観察小屋があるので、立ち寄ってみてください。
 

森林学習館

  中央入口を入ると「森林学習館」があって戸隠の自然や生き物について紹介しています。

ここの資料館は少し変わっていて、動物の剥製は触ってもよいのです。小さな小鳥もビニールの袋に入っていて、出して触れることができます。

思い切った発想ですが、学習館の名に相応しい展示方法だと思いました。

森林学習館 9:30〜5:00
休館日:月曜日(祭日・振替休日の場合翌日),12月上旬から翌年の4月下旬
入館料無料   026-254-2200

  森林学習館  
         
四季の彩香
         

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