銚子大滝から少し歩くと、遊歩道は木道で渓流を渡り、川の左側を歩きます。 5分ほどで九段の滝に着きます。 九段かどうかは分かりませんが、岩が段々になったところに滝が流れ落ちています。 |
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遊歩道から少し奥まったところにあり、小路が設けられています。 近づいてみましたが、意外と可愛らしい感じの滝でした。 落差は15mほどとの事です。 |
九段の滝から双白髪の滝へ向う遊歩道は、見事な紅葉に包まれた美しい光景が続きます。 所々にカエデの紅が見えるのも良いです。 |
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双白髪の滝は渓流を挟んで、不老の滝・白糸の滝・白絹の滝と向かい合う位置にあり、この辺りで4つの滝を観ることができます。 双白髪の滝は、遊歩道から道路を隔てて見えます。 細い幾本かの水の流れが岩を落ちていて、白髪のように見えるから「ともしらが」と名が付いたかどうかは分かりません。 何やらもの悲しささえ感ずるのは、名称を見たからかも知れません。 |
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不老・白糸・白絹・双白髪の滝を合わせて「一目四滝」と称して、この辺りで4つの滝を観ることができるそうですが、実際に見えたのは3つの滝でした。 双白髪の滝から対岸に目を移し、最初に見えてくるのが不老の滝です。 不老不死の仙薬にちなんだ名前の滝だと言う事で、「滝の水を飲むと長生きができる」と説明されていますが、どうやって飲みにいくのかな? 渓流より少し奥の樹木が茂ったなかにあるので、葉の多い夏場は見るのが難しいが、紅葉が進み葉が落ちてくるとよく見えます。 | ||||
更に遊歩道を歩いて行くと、白糸の滝が見えます。 確かに何筋かの白い糸が下がっているように見えますが、長野県軽井沢町や静岡県富士宮市にある、名称「白糸の滝」のように滝幅が70m,200mある滝とは趣が異なります。 白糸の滝は渓流に近い位置にあるので、観るのは容易く、色々なアングルで捉えることができます。 一目四滝の四滝目が見えません。 白絹の滝ですが、渓流から奥に入った位置にあるので、遊歩道から見るのはコツがあるみたいです。 仕方なく標識だけ....。 |
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玉簾の滝にきました。 今まで観た滝と違い、岩の上を這い降りるように水が流れています。 横縞の断崖の上を、簾をかけたように落ちているので玉簾と表現しているのであろう。 銚子大滝から普通に歩けば20分ほどの距離ですが、立止まって観たり、写真を撮ったりで、約35分ほど掛かりました。 残念ながら玉簾の滝の写真が撮れてなく、標識だけでした。 あ〜ぁ、やってしまった.....。 |
この辺りは、 トチ・カツラ・ブナの紅葉が最盛期を迎えていました。 |
玉簾の滝から雲井の滝までは、滝も少なく45分ほど歩くのでバスで移動し、車窓から滝を眺めることにしました。 |
JRバス東北 観光路線 季節により運行時間が異なります。 |
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雲井の滝バス停近くに案内標識があり、観光客も割りといます。 奥入瀬川の支流である養老沢の滝で、水量の豊富な高さ20mの滝は、3段で流れ落ちています。 滝壺まで小路があり、間近で滝を見る事ができます。 養老沢には、双竜の滝(そうりゅうのたき)と呼ばれる、岩によって流れ落ちる滝を二筋に分け2本になっている滝があります。 しかし、案内看板などは無く、雲井の滝の右手前を登り、雲井の滝の上流に出ないと見る事ができません。 危険を伴うと言うことで行きませんでした。 |
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「平成の流れ」は、平成11年(1999)に奥入瀬渓流で大規模な土砂崩れがあり、その地形変化で落差5mほどの渓流漠ができたと言われています。 非常に荒々しい水の流れに、「平成の滝」とも呼ばれていますが、十和田市の観光パンフには「平成の流れ」で紹介されています。 |
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平成の流れを少し下ると、渓流は苔生した大きな岩がたくさんある中を流れていきます。 この辺りが九十九島と呼ばれる場所で、紅葉の季節は一段と美しさが増したように思えます。 |
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阿修羅の流れ |
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阿修羅の流れは、銚子大滝と共に奥入瀬渓流を代表するビューポイントです。 雲井の滝から15分ほどのところで、雲井の滝〜石ケ戸の1/3くらい歩いたことになります。 九十九島より一段と狭くなった渓流は、岩にぶつかりながら荒々しく流れ、激しく雄々しい様は、戦いを好む神といわれる阿修羅の名に相応しい感じを受けます。 この素晴らしい景勝地で少し休憩するのもよいでしょう。 |
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阿修羅の流れから10分ほど歩いてくると、道路の右手に大きな柱状節理の岩肌が現れます。 ここが馬門岩と呼ばれる場所です。 この辺は、遊歩道が車道の傍らになったり、車道を横断することもあるので、 歩行には要注意です。 渓流側に目を転じれば、美しい紅葉を鑑賞できます。 |
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大きな岩によって水流が分かれた上を木道の橋で渡ります。
車道と遊歩道が併走している部分ですが、川の水面と道路の路面とに高低差があまりありません。 |
馬門岩から更に下ってくると、山肌を小さな流れが集まってきて奥入瀬川に注いでるところがを通りました。 特に名称があるようなところではないですが、可愛らしい流れに足が止まってしまいました。 |
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いよいよ、今回の目的地「石ケ戸」です。 この辺りは、石ケ戸の瀬と呼ばれる景勝地です。 石ケ戸には大きな駐車スペースと売店やトイレを備えた休憩所があり、多くの観光客で混雑するところでもあります。 「石ヶ戸」とは、この地方の方言で、”石でできた小屋”という意味だそうです。 岩板は厚さは約1m、長さ10mほどの溶結凝灰岩で、2本の桂の巨木がこの大きな石を支えています。 その名のように岩屋にも見えます。 この岩屋に「鬼神のお松」という女の盗賊が隠れ住み、旅人から金品を奪っていたという伝説が残っているとのことです。 |
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石ケ戸 |
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クラブツーリズム
仲間と出会う、感動と出会うクラブツーリズムの旅/東京23区発バスツアー |
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