日本の特別名勝に指定されている昇仙峡と、その北、長野県に近い北杜市の本谷川渓谷を訪れました。 |
ルート概要
@昇仙峡の入口とも言える「長潭橋(ながとろばし)」をスタートとし、交通規制のある渓谷道路を走り、トテ馬車の終点を更に奥へ進み、車で行ける最終地点にある金鶏館に駐車。
A遊歩道を仙娥滝まで行って折り返す。
B金鶏館の駐車場から再び分岐点まで戻り、昇仙峡ラインを北へ走る。
途中、金櫻神社に立寄って、昇仙峡ラインを更に進む。
C韮崎ICから須玉ICまで中央自動車道を走行し、通称ラジウムラインを走ってみずがき湖へ。
C韮崎ICから須玉ICまで中央自動車道を走行し、通称ラジウムラインを走ってみずがき湖へ。
Dみずがき湖から塩川トンネルを抜け、通仙峡入口を経由して宿泊地の増富温泉へ。
E翌日は本谷川渓谷を散策し、河口湖へ。
長潭橋から増富温泉までのルートマップ
本谷川渓谷 |
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本谷川渓谷は余り知られてない渓谷ですが、観光客が少ないところがかえって良いです。 須玉ICから通称増富ラジウムラインを通って、本谷川渓谷入口の増富へ行きます。 本日の宿泊はラジウム温泉の金泉閣に泊まります。 増富に向う途中、みずがき湖に立寄って、湖周辺の紅葉も楽しみました。 | ||||
みずがき湖
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須玉ICから増富ラジウムラインを北上してくると、みずがき湖に突当ります。 みずがき湖は、山梨県が富士川水系塩川に建設した塩川ダムによってできたダム湖です。 みずがき湖を一望できる景勝地にはみずがき湖ビジターセンターがあり、物産販売所・地域の観光案内やレストランなどの施設があります。 ビジターセンターは、紅葉の時期しか立ち入れない通仙峡への拠点になっているので、この時期は訪れる人が多いです。 |
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湖周辺の山は赤茶色に紅葉が進んでいます。
右写真に見えるスマートなアーチ橋は、県道610号がみずがき湖を渡る鹿鳴橋大橋です。 橋長200m、幅員7m右上がりに傾斜しています。 橋桁とアーチ部分のみ白色に塗色し、他の部分を目立たない色にしている為、スッキリした感じに見えます。 因みに上写真に見える橋は、みずがき湖東岸の道路に架かる増富大橋で、本谷川流入部を渡っています。 みずがき湖ビジターセンター周辺にも紅葉が観られるので、休憩を兼ねて鑑賞しました。 |
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みずがき湖を後に塩川トンネルを抜け、県道23号韮崎増富線を上って行きます。 塩川トンネルを抜けたところが、通仙峡の入口で、約1kmほどが期間限定で開放されています。 駐車場がないので、みずがき湖ビジターセンターに駐車し、塩川トンネルを徒歩で抜けてこなければなりません。 今回はパスです。 今回宿泊した増富温泉へは10分もかからず到着です。 朝東京を出発、昇仙峡を散策し、昼食に名物のほうとうをいただき、増富の旅館に到着したのが15時過ぎ。 これからラジウム温泉を堪能します。 |
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ラジウム温泉 ラジウム温泉は、ラドン,トロン元素を一定量含む温泉です。 ラドンは、イオン化作用が強く水に溶ける安定した気体です。また、トロンもトリウム元素が放出するエネルギーです。これら元素の相乗効果で、人体の組織内に吸収されることによりイオン化作用を起こし新陳代謝を促され良い効果をもたらします。 | ラドン温泉は、温度が30℃前後で、大体温水プールほどの温度しかありません。 温泉と思っていきなり入ったらびっくりします。 旅館の浴場には、ラドンの浴槽と普通のお風呂が備えてあります。 ラドン浴槽に10分ほど浸かって、暖かい浴槽へといった入浴を行います。 |
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お世話になった旅館 金泉閣 |
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翌朝、旅館を早目にチェックアウトし、本谷川渓谷に向かいました。 昇仙峡に比べ、紅葉はかなり進んでいます。 落葉し始めている箇所もあります。本谷川渓谷はカエデなどは少なく、カラマツ,ナラ,シラカバといった類の樹木が多いので、全体的に茶系統の色に染まっています。 道路は舗装されていますが、1.5車線程度で、すれ違いには要注意です。この時間すれ違うほど車は走っていませんが.....。 紅葉の見どころは、増富温泉からみずがき山リーゼンヒュッテまで約3kmの渓流沿いです。 |
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道端に「翁滝」という看板が立っていました。 |
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少し行くと、渓流沿いに大量の落葉が堆積した平場がありました。 |
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また、少し行くと流れが穏やかな所にでました。橋の上から渓流を鑑賞です。 |
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渓流沿いの樹々は全体が茶褐色に染まり、太陽に反射して黄金色に輝いています。 |
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みずがき山リーゼンヒュッテ付近に来ました。 昇仙峡の紅葉はピーク前だったのが、この辺りはピークを過ぎ、かなり落葉が目立ちます。 本谷川渓谷の紅葉鑑賞スポットはこの辺りまでかと思います。 この道は瑞牆山へと延びています。また、クリスタルラインにつながり昇仙峡へ、或いは途中で分岐すれば国道140号に出て、雁坂トンネルを抜けて秩父市へと通じています。 本谷川渓谷は、「金峰山・瑞牆山源流」として平成20年「平成の名水百選」に認定されています。 |
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