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横谷峡 (横谷渓谷)
横谷峡(横谷渓谷)は、松川渓谷と同様に長野県を代表する紅葉の名所です。
渋川沿いに遊歩道がありますので、紅葉を観賞しながらのハイキングが楽しめます。
 
遊歩道は横谷峡入口から渋川口までありますが、交通の便利な横谷峡入口〜横谷観音間がお薦めです。
この遊歩道、両端では標高差があるので、頑張ってカロリーを消費したい方は、横谷峡入口からスタート。少しでも楽に歩きたい方は横谷観音からスタートがよいでしょう。
私は後者を選択してしまいました。(ほんとうは上りコースで脂肪燃焼が望ましいのに.....。)
 
車利用で来られた方は両地点に駐車場がありますので、往復いづれかをバス利用という手があります。
 
コース 横谷観音入口〜横谷観音展望台〜王滝〜屏風岩〜鷲岩〜霧降の滝〜乙女滝〜横谷峡入口

約1時間20分ほどの行程で、標高1,520mの横谷観音展望台から1,200mの乙女滝までの下りコースです。

 




         
         
横谷観音遊歩道入口〜横谷観音展望台

入口を背にして、来た方向を望むと、紅葉の美しさにしばし佇んでしまいます。

左側部分に駐車場があります。

トイレなどはここで済ませましょう。
 
 
展望台からの眺め
 
横谷渓谷
 
 
展望台からの眺め
 
横谷渓谷 (両岸の山に挟まれた部分)
 
         
王滝〜霧降の滝

横谷観音展望台から急な斜面を下りていきます。80mほど高低差があるので、上るのもきついですが、下りる時はかなり膝に負担を感じます。
 
途中、分岐があり、左へ行くと王滝、右は霧降の滝へ通じています。
まずは、左へ曲がって王滝へ。
 
 
しばし、紅葉を楽しみながらウォーキングを楽しみます。
 
 
 
 
 
 
王滝から先程の分岐点まで戻り、直進方向へ暫く歩くと「屏風岩」があります。

看板に「氷瀑」と書かれているように、極寒時は結氷して氷の世界になるそうです。
見たことはありません。寒いのは....ねぇ。
 
 
屏風岩から更に少し進むと「鷲岩」にでます。

記念写真を1枚撮って先に進みましょう。
 
 
 
 
いよいよ落差5mの「霧降の滝」です。
ここから乙女滝まではもう少しです。

滝の前を横切る渓谷沿いのルートと、真直ぐ平坦に下っていくルートがありますが、最後の観賞ポイントである「乙女滝」の上にでるか、下に出るかです。

渓谷沿いの道を行くことにしました。
多少の起伏はありますが、渓谷美を身近に感じます。

途中「横谷温泉旅館」の脇を通りますが、渓谷の道は川を挟んで露天風呂の前を横切っています。

後ほど、この露天風呂に入るんですが、風呂の移動は要注意です。仁王立ちはアカンて!
 
         
 
         
乙女滝

最後の観賞ポイント「乙女滝」です。霧降の滝から5〜6分で到着します。

滝のすぐ近くまで行けるので、落差20mの豪快な迫力を味わえます。

因みに、マイナスイオンは20,000個/ccだそうです。
 
 
 

     
 
 
 
 
渓谷沿いに建てられていて、渓谷側の部屋からの眺望は良かったです。
男女別に2つある露天風呂は2種類の源泉で一方は茶褐色の湯です。
陽のある内に入れば、渓谷の紅葉が楽しめます。
前述の露天風呂で、遊歩道を歩く人の様子がよくわかります。
泉質: 単純二酸化炭素泉、 含鉄泉

 長野県茅野市北山5513   0266-67-2080
 
 
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御射鹿池

横谷観音へ行く道は通称「メルヘン街道」とよばれていますが、御射鹿池 (みしゃかいけ)はメルヘン街道ではなく、渋川を挟んだ渓谷の対岸を通る道路沿いにあります。
 
日本画家の故東山魁夷画伯の題材となったことで有名になった池で、農業用温水ため池です。
 
カエデ類は少なく紅い紅葉ではなく、カラマツなどの茶褐色に染まった木々が観賞できます。
 

満水面積 1.3ha 貯水量 26t 最大水深 8m
ため池なので近づくと危険です。  
 
 
       
   

霧ヶ峰

横谷峡からビーナスラインを経由して霧ヶ峰へ向かいました。
一面が黄褐色で派手な感じはありません。観光客も少ないようです。この辺は夏と冬の観光地なんでしょうね。
 
霧ヶ峰は楯状火山で形成された緩やかな起伏の火山高原です。 ビーナスライン沿いは草原や湿原が多く、ハイキングを楽しむのには好適地です。
   

横谷温泉〜白樺湖

横谷温泉から蓼科の別荘地帯を抜け、ビーナスラインに出ます。
ビーナスラインも白樺湖へ出るまでの蓼科高原は、カラマツと白樺の林の中をぬけて行きます。
陽に照らされると黄金色に輝いて、カエデの紅とは違った趣があります。
 
蓼科高原
 
蓼科高原
 
         
白樺湖〜八島ヶ原湿原

車山 霧ヶ峰の山々の中で最高峰の山です。緩やかな稜線は、山と言うより大きな丘といったイメージです。

蓼科高原から霧ヶ峰高原に入ると、樹木が少なくなり、草原地帯が広がります。
ここからは、草原の中にいくつかの湿原もあり、観賞ポイントを通り過ぎないよう、のんびり走ります。
 
車山は観光リフトで山頂まで行けるので、抜群の眺望を楽しんではいかがでしょう。

霧ヶ峰の山
鷲ヶ峰(1798m) 蝶々深山(1839m) 車山(1925m)
 
 
八島ビジターセンター 
 開館:4月下旬 〜11月上旬
      9:30〜16:30 無休
      ※新型コロナ感染防止に伴う時短有
 入館料:無料
 長野県諏訪郡下諏訪町八島湿原10618
  0266-52-7000

 
八島ヶ原湿原 県道40号線への分岐がある強清水を過ぎ、しばらく走ると右手に広大な八島ヶ原湿原が現れます。
 
八島ビジターセンターで八島ヶ原湿原の情報を得て、湿原を観察しましょう。
駐車場は道の左下にあります。
 
湿原はビーナスラインをくぐるトンネルの先に入口があり、展望台も設置されてます。
 
湿原保護のため湿原内部には木道がありません。周囲の木道から観察します。
八島ヶ原湿原は国指定天然記念物です。
 
 
 
 
 
帰路は和田峠から佐久に抜け、上信越自動車道で戻りました。
 
         
 

     
  車山高原      
   
         
     
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