諸國放浪紀 ぼたん咲く花の寺 西新井大師 薬王院
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古来、中国では牡丹の根皮を薬として用いていました。
ぼたん園わが国では、平安時代に弘法大師・空海が中国から持ち帰ったと伝えられています。

当初は薬用として寺院で栽培していましたが、その絢爛たる美しさに、徐々に観賞用として広がりました。

と言うことで、お寺の境内には少なくても2〜3株は植えられていることが多いです。
特に弘法大師や薬師如来をお祀りしている寺院ではことさらでしょう。
 
     
 
 
   
薬王院 (新宿区下落合) 開花状況はこちらから
         
 
新目白通りから道路1本入った、傾斜地に建つ花の寺です。

4月中旬〜4月下旬 例年では4月下旬で終わりですが、近年は5月初めまで鑑賞可能でした。

 西武新宿線 下落合駅より徒歩約5分
 
     
   
       

 
西武新宿線の高田馬場から1つ目の下落合駅を降りて、駅前の道路を北へ進みます。

妙正寺川を渡ると新目白通りに出るので、右に進むと歩道橋があり、そこを北に入って行った突当りが薬王院の山門です。

石段左には瑠璃山 薬王院と刻まれた石標が立っています。

交通量の多い新目白通りですが、薬王院の山門まで来ると静寂な佇まいに包まれます。
 

山門

 
 
山門前の牡丹
 
門前両脇に、数本のぼたんが植えられていて、参詣者を迎え入れてくれます。

開門時間は午前9時から午後5時までです。

開門時刻の9時に来ると、まだ参詣者も少なく、ゆっくりとぼたんを鑑賞できます。

 ※ペットは門内に入れません。
 
 
山門を入ると、参道両側は木々に覆われ、石畳が真直ぐに延び、本堂への石段や庫裏へと続いています。

参道に沿って植えられたぼたんには、 よしずが掛けられていました。
ここの株は大輪で、見応えがあります。

薬王院は別名東長谷寺と呼ばれています。
門前の石標にも東長谷寺と刻まれています。

牡丹の寺として有名な奈良の長谷寺から、本堂を建替えたときに100株のぼたんを分けて貰ったとのこと。
現在では40種1,000株にまで増え、牡丹寺として有名になり、奈良の長谷寺に対し、東の長谷寺…東長谷寺と呼ばれるようになった。と言うことです。
 
参道の牡丹
 
 
本堂下
  庫裏から本堂への石段の脇、傾斜地には一面にぼたんが植えられていて、満開時は圧巻です。

左、及び下の写真は、すべて本堂下の部分を撮ったものです。
薬王院の一番の見どころはこの部分です。
 
 
牡丹1
 
牡丹2
 
 
 
         
 
本堂正式名称:瑠璃山 薬王院 医王寺   真言宗豊山派
本尊:薬師瑠璃光如来
札所等:御府内八十八ヶ所 第36番 豊島八十八ヶ所 第36番
     東国花の寺 第2番
所在地:東京都新宿区下落合4-8-2  03-3951-4324
公式サイト:東長谷寺・薬王院 
拝観料:無料
駐車場:ぼたん見物者用の駐車場はありません。
 
         
 
 

西新井大師 (足立区西新井) 開花状況はこちらから
     
 
関東三大師の一つ、正月には大勢の初詣客で賑わう、東京では有名なお寺です。

4月中旬〜4月下旬 例年では4月下旬で終わりですが、近年は5月初めまで鑑賞可能でした。

 東武大師線 大師前駅より徒歩約2分
 
     
   
         

 
西新井大師に向う参道は、両側に草だんごなど和菓子を売る店が並び、客引きに余念がありません。

どんどん試食をさせているので、お土産用じゃなく、自分用にはそれで満足って感じです。ごめんなさ〜い。

浅草寺の仲見世とは違い、柴又の帝釈天や同じ厄除大師で有名な、川崎大師の門前に似た雰囲気です。

ここを歩いていても、いつもの大師様って感じで、「ぼたん」の様子は窺い知りません。

 
門前町
 
 
鐘楼
 
山門を入ると、右手の鐘楼前に第3ぼたん園がありました。

濃い桃色、白、淡い桃色などが、見事に花を咲かせていました。
特にこの場所は白のぼたんが目立ったような気がします。

境内には4つのぼたん園があります。

東門前の第2ぼたん園、山門左側、塩地蔵裏の第4ぼたん園、弘法大師像前の第5ぼたん園です。
…第1ぼたん園が見当たらないのですが、何処なんでしょう?
 
 
第3ぼたん園に咲く白いぼたん。

初夏を思わせるような強い陽ざしに、眩しいくらいに真っ白に反射していました。

ピンク淡いピンクも綺麗でした。

花の中心に向って濃くなっていくグラデーションが何とも言えませんね。
 
白い牡丹
 
 
第2ぼたん園
 
こちらが一番広い第2ぼたん園で、東門の外側にあります。

東武大師線の大師駅から来ると、第2ぼたん園を通って東門に入るルートになります。

※大師線 西新井〜大師間は昼間10分間隔で運行されています。
 伊勢崎線との直通運行はありません。
 
 
第5ぼたん園a
  第5ぼたん園b  
 

弘法大師像の前には、第5ぼたん園があって、こちらも見頃を迎えていました。
木がまだ若く、背丈の低いのや、大輪の花を付けている大きな株と色々です。

 
         
 
 
       
 
 
境内にはぼたんだけではなく、藤やシャクナゲも植えられています。

ぼたんが満開を過ぎる頃、シャクナゲや藤が見頃を迎えます。
藤やシャクナゲの名所ではないので、西新井大師参拝のついでに観る程度で考えた方がよいです。

藤を鑑賞するなら亀戸天神がよいでしょう。

西新井大師の藤棚は、鐘楼の前にあります。
 
         
 

本堂正式名称: 五智山 遍照院 總持寺  通称:西新井大師  真言宗豊山派
本尊: 十一面観世音菩薩、弘法大師
札所等:関東三十六不動尊霊場 第26番
所在地:東京都足立区西新井1-15-1  03-3890-2345
公式サイト:西新井大師
駐車場:自動車交通安全祈願者用以外の駐車場は無し。
      近隣にコインパーキング有り。

 
     
         
 
四季の彩香
 

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