秩父諸寺 (埼玉県秩父市) |
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秩父市及び長瀞町へのアクセスは 関越自動車道 花園IC皆野寄居有料道路国道140号線にて各寺院へ。 池袋駅から西武鉄道特急ラビューで西武秩父へ。 秩父鉄道御花畑駅より各寺院の最寄駅へ。 池袋西武秩父 特急 約 1時間20分 1,500円 特急以外 約2時間 790円 JR線利用だと高崎線で熊谷駅へ。 熊谷より秩父鉄道にて最寄駅へ。 熊谷秩父 約1時間30分 880円 |
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□ 長泉院 |
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長泉院は秩父三十四ヶ所観音霊場の第29番札所です。 参道入口にある「よみがえりの一本桜」と呼ばれる大きな枝垂れ桜が有名ですが、訪れた時は既に散ってしまいました。 よみがえりの一本桜以外にも境内に枝垂れ桜があり、まだまだ綺麗に花を付けていました。 長泉院へは秩父鉄道浦山口駅から徒歩約16分。 札所29番を目指す。 |
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□ 清雲寺 |
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秩父で最も枝垂れ桜が有名なお寺です。 長泉院からはすぐ傍の路地を左に入り、道なりに進めば清雲寺のすぐ下に来ます。 徒歩で10分ほど、車だと2分で着きます。 枝垂れ桜の時期には国道140号沿いで駐車場の呼び込みをしていますが、かなり歩かされます。 呼び込みに惑わされず、清雲寺のすぐ近くの駐車場を利用した方が賢明です。料金はどこも同じなので。 |
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清雲寺は少し小高い所にあり、寺への坂道を登って行くと中々見えなかった枝垂れ桜が少し見えてきます。 やがて、境内に1歩踏み入れると、そこには大量の枝垂れ桜が咲き乱れている光景が目に入ります。 清雲寺の枝垂れ桜は大小合わせて30本。さすがに、枝垂れ桜の清雲寺と言うのに値するほどのお寺です。 普段は無住の寺院ですが、この時期は関係者が桜やお寺の説明をしてくれます。境内広場には露店が出て賑わいを見せています。 |
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右写真の1本は、埼玉県の天然記念物に指定された推定樹齢650年のエドヒガンザクラです。 樹高15m、目通り2.7mの巨木です。 |
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延命の為、枝が切り落とされた古木があります。 もし、枝を落とす事無く順調に花を咲かせていたら、とてつもない大木になっていたのではないかと思いました。 下の写真は本堂の右手に植えられている樹ですが、これも大きな樹で、しかも大量の枝を垂れています。 まだ、蕾を持っているせいか、他の樹に比べて全体が濃いピンクで、色彩的には美しく感じます。 墓に眠る方々には申し訳なかったのですが、墓地の中から鑑賞させてもらいました。 |
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□ 昌福寺 |
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清雲寺の次に向ったのは、6本の枝垂れ桜が咲く昌福寺です。 清雲寺から里道を移動します。車なら3分ほど、徒歩だと25〜30分ほど歩く距離です。田園風景を楽しみながらゆっくり歩くのも良いもんです。 昌福寺は清雲寺とは標高差20mほど高く、山の斜面に建っており眺めも抜群です。 境内へは山門を挟んで、狭い石段が続いています。 |
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□ 法善寺 |
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本日の桜巡りの最後は、長瀞町の法善寺です。 法善寺は「長瀞秋の七草寺」藤袴の寺ですが、枝垂れ桜が観られる寺としても多くの見物客を集めています。 秩父市で観てきた3ヶ寺とは雰囲気を異にするお寺です。 春・秋2回楽しめるのもいいですね。 昌福寺からは国道140号で長瀞まで来て、長瀞駅前を右折し秩父鉄道を越えて桜並木を高砂橋まで進み、橋を渡ってすぐに法善寺駐車場が見えてきます。約30分ほどかかります。 電車の場合は、武州日野駅に出て秩父鉄道を野上駅まで乗車、野上駅からは徒歩で20分ほどで着きます。 昌福寺からはすぐに電車があるとして、約1時間半くらいです。 |
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法善寺参道入口の「臨済宗妙心寺派 金獄山法善禪寺」 と刻まれた石標の傍に咲く枝垂れ桜は、枝が地面まで垂れています。 狭い参堂を進むと、杉の大木に混じって枝垂れ桜が参道を飾っています。 その先には小さな山門が建ち、間からは大きな本堂が見えます。 |
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入口右側には赤ん坊を抱いたお地蔵さんが座っています。 見物客が途絶えた一瞬は、鳥の囀りが聞こえ、寺本来の静寂さが戻ると、そこには禅宗寺院の佇まいを感じます。 |
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台座には「抜苦與楽」と刻まれてあることから、ここの枝垂れ桜を 「與楽の地蔵桜」と呼んでいるそうです。 離れて見るとこんな感じです。 |
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山門を入って左側の1本は、推定樹齢120年以上の古木で、本尊に因んで「弥陀の桜」と呼ばれているそうです。(右) |
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墓地手前の1本は樹全体が濃いピンクです。 |
近寄ってみたら、まだ咲き始めでした。 |
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参道左手にも何本かの枝垂れ桜があります。 |
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長瀞から法善寺に向う通りは、両側にソメイヨシノが満開で、桜のトンネルができていました。
野上〜長瀞間を散策する人も多いです。 |
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