諸國放浪紀 諸國放浪紀 三善光寺 HOME 仏に出会う旅 仏に出会う旅 信州善光寺 甲斐善光寺

信州の善光寺と元善光寺・甲斐善光寺を三善光寺として、7年に一度の御開帳に、これらの寺院を巡るツアーなどが催されています。
誰が決めたかは定かではありませんが、この3ヶ寺を三善光寺と呼んでいるようです。
今回は、この三善光寺を紹介いたします。
平成21年に行われた善光寺前立本尊御開帳では、三善光寺に善光寺東海別院・関善光寺・岐阜善光寺を加えた六善光寺同時開帳が開催されました。


元善光寺

 
 
名 称
 
定額山 元善光寺
本 尊
 
一光三尊阿弥陀如来
宗 派
 
天台宗
拝 観
 
8:30〜16:30 宝物殿拝観料 200円
所在地
 
長野県飯田市座光寺2638
0265-23-2525
最寄駅
 
JR飯田線 元善光寺駅 徒歩12分
駐車場
 
有り 無料
公式サイト
 
  本堂  
         
 

元善光寺は推古天皇10年(602)の創建と伝えられています。当時の寺名は「坐光寺」であったという。
元善光寺の縁起によれば、 推古天皇十年に信州麻績の里(現在の飯田市座光寺)の住人、本多善光卿が難波の堀から一光三尊の御本尊様をおむかえしたのが元善光寺の起元で、その後皇極天皇元年にその御本尊様は現在の長野市へ遷座され、できたお寺が善光卿の名をとって「善光寺」と名付けられました。それから飯田の方の当山は勅命によって、木彫りで同じ御尊像が残され「元善光寺」と呼ばれるようになりました...とあります。

つまり、元祖善光寺ということでしょうか。
今日、信州善光寺のが、秀でて脚光を浴びているので、「一度詣れよ 元善光寺 善光寺だけでは片詣り」というキャッチを打ち出し、参拝客を誘引しているのでしょうか。  …自分も二度目の参拝ですが....。

 
         
 
元善光寺は駐車場が多く整備されているので、車での参拝も問題なくこられます。石段の先にある細い坂道を登り、一番近い駐車場が石段を登らず便利です。

電車で来ても、飯田線元善光寺駅から徒歩8分ほどで、石段の下に着きます。

石段を登ると、 立葵の幕が掛かった山門(写真下左)が見えてきます。
屋根から次第に下の方まで全容が見え出すと、その先に更に石段が続いているのが明確になってきます。

やれやれ、もう一頑張りで、本堂の前に出ます。
振返ると、写真下右のような景色です。
  石段  
         
 
山門
 
山門内側
 
         
 
本堂は瓦葺で、信州・甲斐とは趣を異にします。
何やらゴツゴツした感じで、重さを感じます。

内陣へあがり参拝していると、お姉さんが、「ご戒壇巡りをされてきてください。」と案内され、右手の階段から地下へ降り、瑠璃壇の下へと巡っていきます。

内陣には、右側に木彫の涅槃像、左手に本多善光公が祀られています。

内陣、戒壇巡り共無料です。
 
本堂
 
         
 
鐘楼
 
「平和の鐘」と名付けられた梵鐘。

平和殿という建物も有り、こちらでは、西国三十三ヶ所観音霊場の観音様が祀られており、各札所のお砂踏みができます。

境内には約5,000株のツツジが植えられており、開花の5〜6月頃は見物客で賑わいます。
秋には菊花展も開催されます。
 
         
 
元善光寺ご朱印
     
 
ご朱印
 
     

 
元善光寺参拝に便利なホテル・旅館
     
 

ビジネスホテル エルボン飯田
ホテルニューシルク
天空の城三宜亭本館
砂払温泉

   
         
 
     
 
元善光寺周辺は宿泊施設がすくないので、飯田駅周辺で宿を探す方が簡単です。
足を延ばせば、天竜峡・昼神温泉・駒ヶ根といった観光地があり、宿も豊富です。
 
         

 
車利用
     
 
中央自動車道 松川IC(恵那方面からは飯田IC)から約20分
 
 
電車・バス利用
     
 
・JR飯田線 元善光寺駅 徒歩8分
   ルート1:新宿−(特急あずさ)−上諏訪−(中央線普通)−岡谷−(飯田線)−元善光寺
   ルート2:新宿高速バスターミナル−(高速バス)−飯田駅前/JR飯田−(飯田線)−元善光寺
   ルート3:名鉄BC(名古屋)−(高速バス)−飯田駅前/JR飯田−(飯田線)−元善光寺
   ルート4:名古屋−(新幹線こだま)−豊橋−(特急ワイドビュー伊那路)−飯田−(普通)−元善光寺

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   中央高速バス情報 : 伊那バス(新宿線)
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