諸國放浪紀 さくらを観に行こう
 HOME > 四季の彩香 > さくらを観に行こう > ローカル鉄道と西国名刹
 
 
 
樽見鉄道岐阜県の大垣駅と樽見駅を結ぶローカル鉄道は、訪れた谷汲口駅を中心に沿線の桜を鑑賞できる。
終点の樽見駅は日本三大桜の一つである「根尾谷淡墨桜」の最寄り駅。
今回訪れたのは、 樽見駅から7つ目の谷汲口駅。ここは樽見鉄道で最も桜の美しいお花見スポットです。 
根尾谷淡墨桜のレポートはこちら

根尾谷淡墨桜見物のバスツアーでも、樽見駅〜谷汲口駅間を鉄道に乗換えて沿線の桜を鑑賞するコースもあるくらいです。
谷汲口駅は西国三十三所第三十三番札所である華厳寺への最寄り駅でもあります。華厳寺参道の桜並木と併せての鑑賞がお奨めです。

 
         
 
 
 
 
     
 
 
 

JR東海道線 大垣駅より樽見鉄道に乗換え、大垣から11駅目の谷汲口駅下車。
樽見鉄道は運行本数が少なく、途中駅の本巣駅止まりの運行もあるので、予め時刻表で確認することをお奨めします。 


大垣方面から本巣縦貫道路(国道157号)の木知原を右折して谷汲山大橋を渡り案内標識に従って高科方面へ右折。左手に現れる七社神社の先に谷汲口駅への案内標識があるので、そこを右折する。
えきねっと びゅう国内ツアー



     
 
  谷汲口駅
     
  駅前に駐車スペースがある。
無人駅なので、ホーム等へは入場券なしで入れる。

樽見鉄道は第三セクター方式の地方鉄道です。
開業当初は住友大阪セメントのセメント輸送が主流だったが、2006年に鉄道によるセメント輸送を廃止してからは旅客輸送のみを行っている。

開業当時は機関車に客車を連結して運行していたようですが、貨物輸送が無くなった今は、客車列車からレールバスと呼ばれる気動車による運行がされている。

樽見駅からレールバスで沿線の桜を見たかったが、マイカーで来てしまったので谷汲口駅のみのお花見となってしまった。
谷汲口駅
 
 
側線には廃車した客車オハフ502(旧国鉄オハフ33)が桜に囲まれ保存されている。
 
 
旧客車
側線  
 
ホームに上がってみる。手が届くほどに枝を延ばした桜が見事である。
 
 
ホーム案内板
ホーム樽見方面
 
 
ホーム大垣方面
 
ソメイヨシノup
 
  たくさんの桜が見られるのは喜ばしいことですが、ルールを無視して鉄道敷地内に侵入しての撮影は如何なものかと。

線路内に立入る、踏切ではない場所で線路を横断する。
列車の運行が少ないからといって、これらの行為は法律違反です。
注意を促しても無言で無視する輩がいます。
鉄道営業法第37条によって罰せられます。だが、同法は軽微な科料なので往来危険罪の適用を求められるかも知れません。

いっぱいに花を咲かせたソメイヨシノは見事ですが、谷汲口駅には枝垂桜もありました。
こちらも満開で、ピンクの花が鮮やかでした。

  ソメイヨシノ  
 
枝垂桜
  枝垂桜花びら  
       
 
  華厳寺
 
  谷汲口駅から華厳寺に向います。
華厳寺は西国三十三所の第三十三番札所、いわゆる結願寺です。

延暦十七年(798)創建という天台宗の古刹で、正式名称を谷汲山華厳寺と号し、本尊に十一面観世音菩薩を祀っています。

参詣客の多い寺院ですが、特に桜の季節は参道の桜並木を目的により多くの人々が訪れます。

甘茶を掛ける花まつりのお釈迦さまが出ていました。
ここでのお花見ポイントはズバリ参道。
華厳寺本堂  
 
参道
山門から参道
 
 
山門前
山門内側
 

 
人気の宿
     
         
   
     
         
 
四季の彩香さくらを観に行こうTOP
 
諸國放浪紀 四季の彩香 さくらを観に行こう

inserted by FC2 system