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境内撮影禁止以前の画像 |
鎌倉駅東口から京急バス
鎌23・24 鎌倉霊園正門前太刀洗 金沢八景駅行または
鎌36 ハイランド
行に乗車、泉水橋バス停で下車。案内看板に示す路地へ入り道なりに進むと前方に山門が見える。 |
細い参道の突き当たりに簡素な山門があり、 その先には三間四面のかわいらしい本堂が建っている。屋根は茅葺で、ひっそりと佇んでいる姿が心地よい風情を感じさせる。
明王院は嘉禎元年(1235)、鎌倉幕府四代将軍 藤原頼経の発願、開基により建立された寺で、開山は鶴岡八幡宮別当 定豪という。
寺号の寛喜寺は寛喜3年(1231)に発願したことから名付けられたとの話だ。
明王院は五大明王(不動明王,降三世明王,軍荼利明王,大威徳明王,金剛夜叉明王)を本尊に祀る、京都仁和寺末の真言宗の寺である。
五大明王の内、不動明王が鎌倉十三仏霊場 第1番の札所本尊である。
本堂裏手には山が迫っていて、市街地から随分遠くに来た感じがする。
その裏手の山には大きなイチョウの木があるが、この木は鶴岡八幡宮にあった大イチョウに次ぐ樹齢だそうだ。
黄色に葉を染めた頃は見応えがある。
八幡宮の大イチョウはもう見られないので、ここに来るのが良いかも...。
札所に着いてロウソクと線香をおげようとしたら火種がない。
はて、どうしようかと思案をしていたら若い住職が来て、「すいません、種火のロウソクが消えていました。」
これで、無事参拝ができた。
よく手入れされた境内は撮影禁止になっている。
以前は撮影禁止ではなかったが、おそらく、参拝もしない撮影目的の素人カメラマンが遠慮もせず三脚を立てて撮影に興じているからに違いない。
納経所は境内左手にある庫裏。
鎌倉十三仏霊場用の御朱印帳も購入できる。
創建:嘉禎1年(1235)開山:定豪 開基:四代将軍藤原頼経
拝観料:無料 拝観時間 9:00〜16:00 本堂拝観不可
駐車場:山門手前の右側に有り。明王院の立札の位置に駐車する。
鎌倉三十三観音 第8番のレポートはこちら。