諸國放浪紀江戸三十三観音霊場
第14番 神霊山 金乗院しんれいざん こんじょういん別称 目白不動
正式名称
  神霊山 金乗院 慈眼寺
宗派
 
真言宗豊山派
本尊
 
聖観世音菩薩
御真言
 
おん あろりきゃ そわか
ご詠歌
 
うつし世の 真の道を尋ぬれば
  しるしまみえん 宿坂の里
他の霊場
 
関東三十六不動霊場 第14番
御府内八十八ヶ所霊場 第38番
所在地
 
豊島区高田2-12-39
03-3971-1654
最寄駅
金乗院本堂
道のり  
13番護国寺 14番金乗院
13番護国寺からは、徒歩でも1.4km程なので、約22〜23分で着く。天気が良ければお薦め。
電車なら、 地下鉄有楽町線 護国寺駅から1駅先の東池袋駅で下車。4番出口を出て、都電荒川線 東池袋四丁目駅から早稲田行に乗車、学習院下駅で下車する。
東京で唯一の路面電車(出発のときチンチンとベルを鳴らすので、昔で言うチンチン電車)なので、これに乗るのも風情を楽しめて良いかも。
参拝メモ

都電荒川線 学習院下停留所で降りて、山手通りと反対の方向へ歩いて行くと小学校があり、その先に金乗院が建っています。正式名称を「神霊山 金乗院 慈眼寺」といい、真言宗豊山派に属する寺院である。

山門この道路沿いに現れる広い入口は自動車の出入り口で、山門は先の角を曲がったところにある。

関東三十六不動尊霊場・江戸三十三観音霊場の札所を示す札が掛かっている。また、御府内八十八ヶ所弘法大師霊場を示す石標も立っていて、賑やかな札所である。

境内に入ると、 大きな堂宇が見えるが、こちらが聖観世音菩薩が祀られている金乗院の本堂である。


金乗院の沿革は...
金乗院は、永順法印が本尊となった聖観世音菩薩を勧進し、観音堂を築いたのが草創とされている。
当初は中野宝仙寺末で、蓮花山金乗院と称していた。後に大本山護国寺の末寺になり神霊山金乗院と改めた。
昭和20年(1945)の戦災で本堂や宝物を焼失。現在の本堂は昭和46年(1971)の再建である。


目白不動尊
目白不動金乗院は別称「目白不動」と呼ばれている。
目白不動堂は、元々は金乗院のものではなく、1kmほど離れた関口駒井町(現文京区関口)に存在した東豊山浄滝院新長谷寺という真言宗豊山派の寺院のものだったそうだ。

新長谷寺は、第二次世界大戦による戦災で壊滅的な被害を受け、昭和20年(1945)に廃寺となった。

本尊の目白不動は金乗院に移され、現在に至っている。
関東三十六不動尊霊場の第14番札所である。
江戸五色不動・目白不動

墓地の中には、慶安の変に関わった江戸時代の武士丸橋忠弥(写真左)、青柳文庫の名の由来となった青柳文蔵など著名な人の墓がある。
また、山門を入った左側には珍しい「鐔塚(つばつか)」が立っている。

丸橋忠弥の墓鐔塚

     
  金乗院朱印 御府内38番 御府内54番 目白不動朱印
江戸33観音
御府内88ヶ所 38番
御府内88ヶ所 54番
江戸五色不動
Memo
  創建 天正年間 (1573〜1592)
  開基 永順
     
  納経所 寺務所
    複数札番を持っているので、間違わぬよう江戸三十三観音である旨を伝える
  駐車場 本堂前に駐車スペース有り



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