第17番 実正山 定林寺じっしょうざん じょうりんじ通称:林寺
札所本尊
十一面観世音菩薩
宗派
 
曹洞宗
ご詠歌
 
あらましを 思い定めし 林寺
  鐘ききあえず 夢ぞさめける
ご真言
 
おん まか きゃろにきゃ そわか
所在地
 
埼玉県秩父市桜木町21-3
0494-22-6857
最寄駅
観音堂
道のり  
18番神戸寺 17番定林寺
札所18番神門寺からは、国道140号を秩父方面へ少し走り、聖地公園の信号を”小鹿野・下吉田方面に右折、相生町の信号を左折する。
札所十七番入口のバス停があるところを右折して狭い路地を行くと右手に駐車場がある。
駐車場脇の山崎捺染の小路を歩いて行くと参道に出る。

参拝メモ

参道定林寺はそもそも、妙見宮(現秩父神社)の触役を勤める林家の持寺として建立されたとのこと。
定林寺を通称”林寺”と呼ぶのはその歴史故であろう。

建立当初は宮地という場所にあったが、十七世紀末頃、現在地の桜木に移されたということらしい。

定林寺には山門が無い。参道を来ると石段の両脇に桜の木がある。

回廊・内陣

観音堂は四間四面の宝形造りで、中央に二間四面の内陣を設け、その周囲には回廊を廻らしてある。

離れて見ると大きさを感じるが、壇に登ると吹放しになっているせいか、開放的で小じんまりと感ずる。

定林寺には有名な梵鐘がある。
案内板によると梵鐘には日本百観音霊場(坂東・西国・秩父)の本尊とご詠歌を鋳出してあると記されており、なるほど、全面に観音像が浮彫りになっている。

梵鐘は工芸品として県指定文化財になっているとのことだ。

石段脇には地蔵尊を祀る祠があり、赤い柄の羽織と本物のよだれかけが着せられていた。子育てと水子供養にご利益があるという所以であろう。
地蔵堂鐘楼


定林寺ご朱印参拝メモ

納経所は観音堂の左奥にある。
この辺りは道が狭く入り組んでいるので、18番へ或いは16番へ行く人へ道順を丁寧に教えてくれる。

駐車場が少し離れた場所にあるので要注意。








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