第24番 光智山 法泉寺こうちざん ほうせんじ
札所本尊
聖観世音菩薩
宗派
 
臨済宗南禅寺派
ご詠歌
 
天てらす 神のははその 色かえて
  なおも降りぬる 雪の白山
ご真言
 
おん あろりきゃ そわか
所在地
 
埼玉県秩父市別所1586
0494-23-0943
最寄駅
秩父鉄道 御花畑駅影森駅 
徒歩40〜45分
観音堂
道のり  
23番音楽寺 24番法泉寺
札所23番音楽寺からは、ミューズパークの駐車場を出て、来た道をミューズパーク(北口)の交差点まで戻り右折し、県道72号線を南に向かう。
5〜6分走ると左手に札所24番の駐車場があり、右手に長い階段が見える。うっかり駐車場を通り過ぎないように要注意。

参拝メモ

石段参道の端に立つと、これから登らなければならない116段の急な石段が迫ってくる。途中踊場があってもよさそうなものを、 一直線に登らされる。しかも石は磨り減り足場が悪い。

息を切らして登りきり、境内を見回すと意外と狭い。
観音堂は三間四面の宝形造りで、向欄を付けた回廊を巡らせている。
江戸中期の建立との事だが、回廊に昇る5段の階段は、回廊より新しく、改修された形跡が見られる。 階段を覆う化粧屋根は更に新しく、近年に取り付けられたと思われる。

昭和48年には壇信徒関係者の浄財で、屋根の改修を行ったとの記載があるので、多くの人々のこの堂を守る志は偉大だなと思った。

この堂の変わったところは、案内板にも記されている通り、正面の唐戸が凹型に後退して建て込まれてあり、張り出たかの様に見える両袖には仁王像が安置されている。その角の柱は八角柱である。
施主の意図なのか、大工の考案か判らぬが、特異な形状で差別化を図り、印象付けたかったのだろうと勝手に納得した。

石段 下り納経所は観音堂の右手にあり、巡礼者の少ない時期での夕方だったので、世話人の2名は周囲を片付け始めていた。悪いと思って余り歓談をせず引き上げた。

帰りがけの階段は一層急に見える。
下がごつごつなので思わず手摺に手が伸びてしまった。


樹木に覆われた境内だが、階段付近から見る眺望は凄い。
曇天だったので霞んでしまったが、目前に見る武甲山は半面が砕石で削ぎ落とされ、何だか哀れな気持ちになってしまう。
眺望


Memo

納経所の裏へ車で上がれる道があります。車椅子などでの参拝に利用できるのではと思います。

参道からミューズパーク側へ200m弱手前に鋭角に折返すように入る坂道があり、上がって行くと納経所の裏へ出られます。
24番の駐車場で折返してきた方が曲がり易いかも。








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